rent 3rd. oct. preview opening night 2 1はこちら

※以下、独断と偏見による個人的な感想と、ネタバレを多く含みます※





レスタースクエアにある、レントシアターです。とても小さい劇場です。

 

その日の開演時間を知らせるポスター。写真を撮ったのが土曜日なので、マチネとイブニングがあります。左の金髪がモリーン。その隣、マーク、コリンズ、ロジャー、ミミ。あとマークのアップはナオがみんなに見て貰いたかったので、載せました。可愛いでしょう!!!





プレビュー初日、開演4時間前から並んでみました。今回、座席指定のないチケットなので、希望の席に座るには、並ばなければいけません。既に何人か前に、いわゆるレントヘッズの皆さんが並んでいます。みんな気さくでレント大好き。トランプとか持参で、長期戦に慣れている感じ。日本のダウトみたいなカードゲームをやってました。誘われたけど、ルールがいまいち良く分からないので、脇でゲームの行方を見守っていたよ。(余談だけど、このゲーム、絶対にエンドレスだと思う。)気づけば列は数十メートル先まで延びていて、どこからともなく、レントの歌を口ずさむ声が聞こえます。みんなの話題として多かったのは、やっぱりレントについてはもちろんだけど、ウィキッドも、みんな大好きらしい。どのキャストが最高かで熱く語り合ってました。あと、トニーブレア・ザミュージカルが出来る噂は本当ですか?…イギリスすげえ。

開場1時間くらい前になると、列の最後はもう見えません。劇場の外でレントの合唱が始まりました。これは、感動する。ああ、レントってやっぱこれだよ!こうやって、観客にずっと愛されてるんだなあと、その場にいれることにドキドキした。そこへ、スタッフが、カメラを持って並んでる人々に取材に来ました。みんな、自己紹介したり、熱き思いと期待を語ったり、歌ったりしています。いつかどこかでこのビデオ紹介されるのかな。楽しみ!陽も暮れて、劇場に灯りが点って、いよいよ、な雰囲気。すっかり仲良くなってるレントヘッズは、どこに座るかを交渉しています。やっぱり最前列が人気みたい。

開場、開演。舞台の感想は、前のページに書いた通りです。初日がキャンセルされたので、そのお詫びに、初日だったチケット持ってるお客さんにはフリードリンクのサービスがありました。ペプシ!

http://www.broadwayworld.com/board/readmessage.cfm?thread=948974

上記の掲示板で、このロンドンレントについて、色々レビューや議論が交わされています。興味のある方は是非!ざっと読んで、共感できる感想が沢山ありました。舞台セットの写真なども紹介されています。やっぱりマークはストレートには見えない、って!

終演後、カーテンコールの余韻もなく、客席はさーーっとはけました。初日なのに…!と思ったけど、どうやらステージドアに向かう人も結構いたみたい。人だかりができていました。ナオ達は、時間も時間だったし、早々その場を離れて帰路につきました。

こんなに、コントラバーシャルな舞台は久しぶりだと思います。元々の作品が既に、多くの人々に愛されているし、作者であるジョナサンラーソンが亡くなっているので、それをふまえた上で、リミックスする制作者側は、責任と、敬意を持って、レントを扱うべきだとナオは思います。このプレビューを観た限りでは、全くそういう心は感じられませんでした。今後、オープニングに向けて、良い方向にこの作品が成長し、改善されることを願います。そして、レントがずっとロンドンで上演されれば良いなと、心から思います。

ここまで、おつきあいありがとうございました!また、しばらくしてから、もう1度くらいは観に行くと思うので、その時に、違った感想が述べられれば、嬉しいです。


061007